サンドフォード フレミング 生誕190周年

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Googleロゴ

2017年1月7日

この日、いくつかの国々でGoogle検索のロゴが以下のものに変更されています。

Sandford Fleming’s 190th Birthday

Sandford Fleming – 190. rocznica urodzin

サンドフォード フレミング 生誕 190周年

ロゴ大

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ロゴ小

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表示された国

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様々な国で表示されています。

「サンドフォード・フレミング」さんって??

Sandford Fleming:サンドフォード・フレミング

カナダ、イギリスで活躍した土木技師、科学者です。

カナダの鉄道の発展に大きく貢献しました。また「世界標準時」、「時間帯」を考案したことでも有名です。

「1827年1月7日」に生まれて、「1915年7月22日」に逝去されています。

そのため、生誕190周年になります。

スコットランド出身で、測量士として働いていましたが、1845年、18歳の時にカナダに移住します。

そして1849年に測量士や土木技術者、建築家のための組織「Royal Canadian Institute:ロイヤルカナディアン研究所」を設立します。

この組織は1851年には政府にも認められ、公共事業なども請け負うことになります。

1851年にはカナダ初の切手、「Three Penny Beaver:3ペニーのビーバー」をデザインしています。中央にカナダのシンボルでもあるビーバーの絵が描かれているのが特徴です。

その後、1852年から鉄道技師としてのキャリアをスタートさせます。

様々な鉄道会社で技師として働き、測量技術を生かし鉄道の敷設に尽力しました。

イエローヘッド峠、キッキング・ホース峠といった現在でも著名な鉄道の測量なども手がけました。

彼の設立した「ロイヤルカナディアン研究所」は、今日ではカナダで最も歴史のある科学機関となっています。

カナダの鉄道の発展に大きく尽力した方ですが、もう一つ、大きな業績があります。

世界標準時の考案

彼の時代は世界中で鉄道の敷設が進み、交通手段が大きく発展しました。

すると、徒歩や馬などで移動していたころには考えられなかった問題が出てきました。

当時の時間はある程度の都市ごとに異なっており、それぞれ、太陽が真上に来る時を正午と定めていました。

徒歩や馬などに速度が遅い移動の場合はそんなに問題ありませんが、鉄道のように移動速度が早くなると、隣の都市に到着したら、自分の時計と時刻が異なっている、、、という問題が発生します。

各都市ごとに鉄道の時刻表が用意されてますが、到着した都市の時間に時計を合わせ直して時刻表を確認する必要がありました。

このズレも、1時間や3時間等のキリの良い時間ならいいのですが、各都市が太陽の位置で時間を決めているので「23分」のように中途半端にズレていました。

もちろん鉄道会社も時刻表作成の際に、各都市の時間で時刻表を作るのか、それとも、始発の都市の時間を起点にして、何時間後に到着、、、という時刻表を作るのか、、、などと試行錯誤をしていました。

そこで、彼は、各国の時間について研究を行います。

当時、ヨーロッパ諸国では、24時間制が一般的でしたが、日の出を1日の起点としていたり、逆に日没を1日の起点としていたりバラバラ、中国や日本などでは十二支の名称を利用した12分制が用いられるなど、一切統一されていませんでした。

アラビア地域では正午が1日の始まりとされていました。

これだと、国をまたぐような横断鉄道、縦断鉄道を敷設した場合、時刻表の作成が厄介です。

この問題を解決するために、彼は1日を24時間制とする「標準時」を提案し、各国で採用するように働きかけます。

ところが、誰にも相手にされませんでした。

それもそのはず、彼の最初の提案は「ロンドンの時間を中心」としたものでした。

ロンドン時間の「12時」が1日の始まりと提案していましたので、日本が採用した場合は、9時間時差があるので、1日の始まりである「12時」は「現在の午前9時」になるわけです。

これは受け入れられませんでした。

その後、試行錯誤を重ね、現在も使われている「世界標準時」及び「時間帯」を思いつきます。

まずは、世界の基準となる時間(世界標準時)を決める。

そして、世界を24のタイムゾーンに分け、それぞれの時差を1時間ずつとする。(時間帯)

これであれば、各都市の位置に関わらず、ゾーン内の国や地域では全く同じ時間、次のゾーンの地域に移動すれば1時間時計をずらせばOKという考えでした。

「世界標準時」については、1884年の会議でイギリスのグリニッジが子午線と定められ、世界の基準として採用されることになりました。

同時に「時刻帯」の導入も提案しますが、この時は採用を見送られています。

「時刻帯」の採用は見送られましたが、当時、世界中に植民地のあったイギリス、そして、東西に広い領土を持っているロシア等が賛同し、広く普及することになります。

そして1920年代には、世界の主要な国のほとんどが採用するほどまでに普及しました。

ロゴデザイン

カナダの鉄道の発展に尽力された方ですので、鉄道、そして「世界標準時」を考案したことがイメージできる時計がデザインされています。

世界が24のタイムゾーンに分けられていることが確認できます。

1701071

「Google」の文字の他に、右上にはカナダ初の3ペニーの切手をデザインしたことから、「3」の文字が描かれています。

ロゴ表記されている主な各国のGoogle検索サイト

 カナダのGoogleサイト:Sandford Fleming
 → https://www.google.ca

 イギリスのGoogleサイト:Sandford Fleming
 → https://www.google.co.uk

 ポーランドのGoogleサイト:Sandford Fleming
 → https://www.google.pl

 ニュージーランドのGoogleサイト:Sandford Fleming
 → https://www.google.co.nz

 日本のGoogleサイト:サンドフォード フレミング 標準時
 → https://www.google.co.jp

検索される言葉は「サンドフォード・フレミング」です。

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