ヴァージニア・アプガー博士 生誕109周年

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2018年6月7日

この日、「アメリカ」をはじめとして、多くの国で、Google検索のロゴが以下のものに変更されています。

Dr. Virginia Apgar’s 109th Birthday

109. výročí narození Virginie Apgarové

ヴァージニア・アプガー 生誕 109周年

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表示された国

この日、「Google」のロゴが変更された国は以下の画像の通りです。

「アメリカ」をはじめとして、多くの国で表示されています。

「ヴァージニア・アプガー」さんって??

Virginia Apgar:ヴァージニア・アプガー

アメリカ出身の女性医師(麻酔科医)です。

出産直後の新生児の健康状態を表す指数「アプガースコア(アプガー指数):Apgar score」を導入したことで知られています。

「1909年6月7日」に生まれて、「1974年8月7日」に逝去されています。

そのため、生誕109周年となります。

ニュージャージー州、ウエストフィールドに音楽好きの両親の元、3人兄妹の末っ子として生まれます。

兄は、結核で早くに亡くなり、もう一人も、慢性的な疾患を抱えていました。

このことが彼女に医学への興味を持つきっかけとなりました。

1925年、「ウエストフィールド高校」を卒業後、医師を目指すことを志します。

1929年、「マウント・ホリオーク大学」を卒業。ここでは、生理学や化学を学びました。

その後、「Columbia University College of Physicians and Surgeons P&S)」(コロンビア大学 医者および外科医の大学院)に進学。

1933年、クラスで4番目の成績で卒業。

卒業後、外科医になることを目指しますが、当時、女性が外科医になり、成功することは難しい時代でした。

手術時の麻酔医の仕事を勧められたこともあり、「P&S」で麻酔を専門として働き始めることを決意します。

ウィスコンシン大学マディソン校で、初めての麻酔科を設立した麻酔の権威「Ralph M. Waters:ラルフ・M・ウォーターズ」さんの元で半年の間、技術を学び、その後は、ニューヨークの病院で実践訓練を行いました。

1937年、麻酔科医の認定を受け、1938年より「P&S」の麻酔部門の責任者となりました。

「P&S」の部門責任者に女性が就任することは初めてのことでした。

当時の「麻酔」の位置づけは、「看護」の分野 「医学」の分野 への過渡期ということもあり、あまりスポットの当たらない分野で、資金の調達や、医師不足など、様々な障害に悩まされることとなります。

更に、1941年に第二次世界大戦が始まると、医師の従軍により、より人員不足が問題となりました。

ところが、第二次世界大戦終了後、事態が一変します。

戦時中の治療、戦後の負傷兵の治療のための「麻酔」に関心が集まり、その重要性が認知されました。

その結果、彼女の努力もあり、1949年には「P&S」内にて「部門」から「科」へと格上げされました。

それに伴い、彼女も「P&S」で初の女性教授となりました。

「科」へと格上げされましたが、研究を目的としてのものではなかった(医療活動が目的だった)ので、彼女は責任者にはなりませんでした。

医療研究者として活動することを望み、子供の死亡率について興味を持ち始めます。

医療の発展にともない、子供の死亡率は低下の傾向にありましたが、生後24時間以内の赤ちゃんの死亡率は20年以上も横ばいで変化がないことに注目しました。

そこで、生後24時間の間の死亡率を減少させる方法を調査し始めます。

この時に「アプガースコア(アプガー指数):Apgar score」が生み出されました。(1952年)

出産後の赤ちゃんの「皮膚の色」「心拍数」「筋緊張」「呼吸数」「反射」を記録し、それを数値化しました。

それぞれ、「(悪い)」、「」、「(良い)」のいずれかで採点し、5項目の合計「10」が最良となります。

出産後、すぐに測定し、数値が悪ければ、5分ごとに継続して、その変化を観察する方法を導入。

医師が赤ちゃんの状況を迅速に判断できる評価基準を設けました。

その後、数年にかけてアメリカ各地で実験導入したところ、この数値化が非常に有効であることが実証されました。

そして、1960年代からは、アメリカ全土、また、世界中に広まっていきました。もちろん、日本でも導入されています。

彼女の生み出した「アプガースコア(アプガー指数):Apgar score」は、現代では欠かせないものとなりました。

1959年には「公衆衛生学」の修士号を取得。

1964〜1965年にかけて、アメリカで「風疹」の大流行が発生した際には、予防接種の受診を後押ししました。

妊娠中の女性の風疹の疾患は、胎児に深刻な先天性障害を起こす可能性が高く、胎児に異常を引き起こす可能のある状況を特定する検査などの研究も行いました。

乳幼児の先天性障害の早期発見のための研究も行い、乳幼児の医療分野に大きな足跡を残しています。

たくさんの医学論文も残しています。

その中でも、彼女の著書「Is My Baby All Right?」は特に有名です。

1974年、肝硬変にて逝去。(享年65歳)

私生活では、小さい頃から家族で音楽演奏を行うのが趣味となっており、彼女はバイオリンを担当し、室内アンサンブルを楽しんでいたそうです。また、生涯独身でした。

ロゴデザイン

「ヴァージニア・アプガー」さんが描かれています。

生まれて間もない赤ちゃんの様子を観察し、「アプガースコア(アプガー指数)」を記入する様子がロゴになっています。

Appearance:皮膚の色(外観)
Pulse:心拍数(脈)
Grimace:刺激による反射(顔をしかめる)
Activity:筋緊張(活動)
Respiration:呼吸数(呼吸)

それぞれを観察するアニメーションとなっています。

ロゴ表記されている主な各国のGoogle検索サイト

 アメリカのGoogleサイト:Dr. Virginia Apgar
 → https://www.google.com

 スイスのGoogleサイト:Dr. Virginia Apgar
 → https://www.google.ch

 チェコのGoogleサイト:Virginia Apgarová
 → https://www.google.cz

 日本のGoogleサイト:ヴァージニア・アプガー
 → https://www.google.co.jp

表示されるGoogleロゴのクリックで検索される言葉は「ヴァージニア・アプガー」です。

→ 他の国のロゴを表示させる方法

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コメント

  1. julie より:

    Dr. Virginia Apgar’s 109th Birthday Celebrates Google Doodle http://gsemobiles.com/dr-virginia-apgars-109th-birthday-celebrates-google-doodle/