Googleロゴ
2018年8月1日
この日、「ドイツ」をはじめとして、様々な国で、Google検索のロゴが以下のものに変更されています。
108. Geburtstag von Gerda Taro
Il y a 108 naissait Gerda Taro
Gerda Taro’s 108th Birthday
ゲルダ・タロー 生誕108周年
ロゴ大
ロゴ小
表示された国
この日、「Google」のロゴが変更された国は以下の画像の通りです。
「ドイツ」をはじめとして、様々な国で表示されています。
「ゲルダ・タロー」さんって??
Gerda Taro:ゲルダ・タロー
ドイツ出身の女性写真家です。
1936年に勃発した「スペイン内戦」の取材写真で知られています。
「1910年8月1日」に生まれて、「1937年7月26日」に逝去されています。
そのため、生誕108周年となります。
ドイツ帝国時代の「シュトゥットガルト」のユダヤ系ポーランド人の家系に生まれます。
本名は「Gerta Pohorylle:ゲルタ・ポホリレ」
スイスの学校に通った後、1929年に、家族は「ライプツィヒ」へ移住。
この頃からドイツではナチスが台頭し始め、ユダヤ人に対し迫害を行うようになっていきます。
彼女の一家もナチスに反対する活動に参加したことで逮捕拘留され、釈放後、ドイツを去ることを強いられました。
1934年、ナチスから逃れる形でフランスへ移住。
そこで、少し年下のハンガリー生まれの写真家「Friedmann Endre Ernő:フリードマン・エンドレ・エルネー」さんに出会います。
彼に惹かれ、助手となり撮影技術を学びます。
2人は同棲し、公私に渡るパートナーとなります。
ところが、彼は、無名な写真家でした。
そのため、彼女は一計を案じます。
彼が撮影した写真を、架空のアメリカ人カメラマン「ロバート・キャパ」さんが撮影したものと偽って売り込みを行いました。
それが功を奏し、フランスの写真週刊誌「ヴュ」に写真が採用されたことで、「ロバート・キャパ」の名は有名になっていきます。
同じく、自身も「ゲルダ・タロー」という名前を使い始めました。
この名前は「フリードマン・エンドレ・エルネー」さんと親交のあった「岡本太郎」さんの名前にちなんだものでした。
名前については、フランスで「岡本太郎」さんが仲間から「タロー」と呼ばれていたことが耳に残ったからとも言われています。
2人は「ゲルダ・タロー」、「ロバート・キャパ」という名前で活動を続けました。
写真家として軌道に乗ってきた1937年、彼女は単身で「スペイン内戦」の取材を行います。
その時に、スペイン政府軍の戦車に轢かれ死亡しました。
享年26歳。若すぎる死でした。
その短い活動期間の中で、自身も犠牲となった1936年に勃発した「スペイン内戦」の取材写真が特に有名です。
一方の「ロバート・キャパ」さんは、有名になったことで嘘がバレてしまいます。
ですが、彼はその後も「ロバート・キャパ」の名を使い続けました。
2人で一緒に活動し、撮影した写真については、一部の写真で、どちらが撮影者なのか判明困難な写真が存在しています。
中でも「ロバート・キャパ」の名を一躍有名にした「崩れ落ちる兵士」については、多くの疑問や憶測、物議を呼ぶこととなりました。
ロゴデザイン
カメラを持った「ゲルダ・タロー」さんが描かれています。
ロゴがフィルムになっており、「Google」の文字も見受けられます。
ロゴ表記されている主な各国のGoogle検索サイト
▼ ドイツのGoogleサイト:Gerda Taro
→ https://www.google.de
▼ フランスのGoogleサイト:Qui était Gerda Taro ?
→ https://www.google.fr
▼ アメリカのGoogleサイト:Gerda Taro
→ https://www.google.com
▼ 日本のGoogleサイト:ゲルダ・タロー
→ https://www.google.co.jp
表示されるGoogleロゴのクリックで検索される言葉は「ゲルダ・タロー」です。
→→→ 他の国のロゴを表示させる方法