ワールド ワイド ウェブ 誕生30周年

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Googleロゴ

2019年3月12日

この日、世界の多くの国でGoogle検索のロゴが以下のものに変更されています。

30th Anniversary of the World Wide Web

30 Jahre World Wide Web

30 лет Всемирной паутине

ワールド ワイド ウェブ誕生 30 周年

ロゴ大

ロゴ小

表示された国

この日、「Google」のロゴが変更された国は以下の画像の通りです。

世界の多くの国で表示されています

ワールド・ワイド・ウェブ

World Wide Web:ワールド・ワイド・ウェブ

ホームページアドレスの「http://www.xxx.zzz」の「www」表記でも知られています。

複数のテキストを相互に関連付け、結び付ける仕組みを「ハイパーテキスト:Hypertext」と言います。

「ハイパーテキスト」は、普通のテキストを「超える:Hyper」テキストという意味で名付けられました。

それが、相互に関連を持ちつつ「世界:World」「広がる:Wide」様子が「クモの巣:Web」を連想させることから、「World Wide Web」と名付けられました。

現在、Webサイト等で主に使用されている「HTML:HyperText Markup Language」等の言語も、「ハイパーテキスト」の一つです。

普段からよく見るサイトやブログ、検索サイトを起点として、リンクを辿って他のサイトや、初めて見るサイトなどに訪れることができるような広がりのある仕組みと考えると解りやすいと思います。

サイト同士を参照できる仕組みは「Hyperlink:ハイパーリンク」と呼ばれています。

このテキスト同士を相互に結びつける構想は、1940年代のデジタルの電子計算機(コンピューター)の登場の頃からありました。

それが実際に行われはじめたのは、アメリカの「テッド・ネルソン」さんが始めた「ザナドゥ計画:Project Xanadu」です。

世界最初のハイパーテキスト開発プロジェクトとして、1960年にスタートました。

また、スイスの素粒子物理学の研究所「CERN:セルン:欧州原子核研究機構」でも、コンピューターの研究が進んでいました。

「ザナドゥ計画」の構想を受けて、「1989年3月12日」に、「CERN」の科学者「ティム・バーナーズ=リー」さんが、「Information Management:A Proposal」(情報管理:提案)という文書を同僚に配布します。

内容は「CERN」の研究で得た膨大なデータを、すべてのコンピューターからアクセスできるようにすれば、より便利になるのではないか、、、というものでした。

同僚の「ロバート・カイリュー」さんの協力を得て、翌年の「1990年11月12日」、提案を技術的に進化させた「World Wide Web:Proposal for a HyperText Project:ハイパーテキスト提案」という提案書が作成され、ここで初めて「World Wide Web」の言葉が使われました。

当初の「World Wide Web」は、システムと共に、閲覧と編集が同時に行えるブラウザの名称も兼ねており、「NeXT製」のコンピューターを使い制作されました。

その後、このシステムを他のマシンに展開しようとしますが、「NeXT製」以外のコンピューターシステムに移行することが難しかったため、閲覧のみのブラウザを開発しました。

このブラウザは、システムを表す「World Wide Web」と区別するために、後に「Nexus」と改称されました。

最初は、施設内(内部)のネットワークでの利用でしたが、次第に電話回線をつかって、外部のコンピューターとも共有できるようになりました。

この時に、Web上の住所にあたる「URL:Uniform Resource Locator」の提案を行ったのも、「ティム・バーナーズ=リー」さんです。

このシステムが広がり、現在のWebを始めとするネットワークシステムの基礎となりました。

1993年に「CERN」は「World Wide Web」のシステムを誰でも無料で使えるように公開しました。

すると、次々に高機能なブラウザが生み出され、1994年に「PC」と「Macintosh」用のブラウザが開発されると、一気にユーザーが増加しました。

1995年に発売された「Windows 95」の大ヒットで、パソコンも一般に普及し、誰もがインターネットを行うようになりました。

ここで気になるのが、先に研究の始まった「ザナドゥ計画」です。

「World Wide Web」が主流となったため、あまり知られてはいませんが、現在でも研究が続けられています。

「ザナドゥ計画」は「www」よりも、より相互のリンクを重視し、web上でよくある「リンク切れ」が無いシステムを目指していました。その分、複雑なシステムとなっており、手軽な「www」の方が先に普及してしまい、現在に至っています。

「ティム・バーナーズ=リー」さんが、「www」の最初の構想「Information Management:A Proposal」(情報管理:提案)を行ったのが「1989年3月12日」であり、この日から30周年ということでロゴが表示されました。

関連する過去のロゴ

コンピューターに関連する方は、過去にもロゴで取り上げられています。

「二進法」を確立、「ライプニッツの記法」で知られる「ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ」さん、それを進化させ、現在のコンピューター理論の基礎となった「ブール代数」を考案した「ジョージ・ブール」さん。

よろしければ合わせてご確認ください。

 ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ 生誕372周年 (2018年7月1日)

 ジョージ・ブール 生誕200周年 (2015年11月2日)

RSA暗号(暗号化)、スプレッドシート、NuBusポートなどの研究を行った「マイケル・ダートウゾス」さん。

 マイケル・ダートウゾス 生誕82周年 (2018年11月5日)

教育向けの「LOGO:ロゴ」というプログラミング言語が生み出されたことを記念したロゴも以前、表示されました。(遊べるロゴとなっています。)

 子供向けコーディング 50周年 (2017年12月4日)

ロゴデザイン

コンピューターがネットワークに繋がっている様子がロゴになっています。

コンピューターのモニタ内には、「World Wide Web」を象徴するように地球が描かれています。

ロゴ表記されている主な各国のGoogle検索サイト

 イギリスのGoogleサイト:World Wide Web
 → https://www.google.co.uk

 スイスのGoogleサイト:30 Jahre World Wide Web
 → https://www.google.ch

 ロシアのGoogleサイト:Всемирная паутина
 → https://www.google.ru

 日本のGoogleサイト:ワールド ワイド ウェブ
 → https://www.google.co.jp

表示されるGoogleロゴのクリックで検索される言葉は「ワールド・ワイド・ウェブ」です。

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